LITERACY Web・AIリテラシー教育支援 (基盤知識の習得)

Web・AIリテラシー教育支援とは?

Web・AIリテラシー教育支援は、企業にあるべき「Webの基本知識と生成AIの扱い方」をセットで理解するプログラムです。

その目的は、WebやAIを「使えるようにすること」ではなく、事故やトラブルを減らして、企業として使い続けられる基盤を整えることです。

SNS、オンライン会議、クラウド共有、社内チャット──そして生成AI。 業務の多くは、「インターネット上」で行われており、企業としてWebに触れていない時間のほうが少ないと思います。

それでも現場では、

  • 画像はどこから持ってきていいのか
  • 何を社外に出してはいけないのか
  • どこまで意見として発信していいのか

といった、Webの常識と危機管理が問われる判断が少なくありません。

  • どこからどこまでが自社の責任か
  • 何を公開してはいけないか
  • 何をコピーしてはいけないか
  • 何をAIに入力してはいけないか

複雑化する情報化社会のなか、企業が事業活動を安全に行うためには、最低限のWeb知識はすでに前提です。 「知らない」では済まされない領域になりつつあります。

この曖昧になりやすい「見えないリスク」を、IT関連部門だけの問題ではなく、組織全体で捉えていく方向へ。

タヨリヤデザイン株式会社は、 一般的なIT研修と違い、「制作・運用の現場」を前提に設計したWebとAIを安全に使い続ける教育支援を行います。

※ここで扱うのは、実務上のリスクを理解し、社内で適切な判断ができる状態をつくることを目的としています。法的助言や個別事案への最終判断を行うものではありません。法的に最終判断が必要なケースでは、提携している士業など、専門家への相談を前提としています。

なぜWeb・AIリテラシーが必要なのか

多くの企業で、こんな「困りごと」が同時多発しています。

  • 画像やテキストを「ネットから拾ってきて」そのまま使っている
  • 社内資料や個人情報が、クラウドやチャットにそのまま流れている
  • 他社ホームページからコピーしたテキストや写真を使用してしまう
  • 企業アカウントと個人アカウントの境界がないまま作成している
  • 社内でパスワード共有していたり、付箋に書いてモニターに貼っている
  • 権利不明・写り込みだらけの写真を使って資料を作っている
  • ファイル名が「final_final_02」のようになり、何が最新か分からない
  • 生成AIを使っているが、「何を入れて良いか・いけないか」のルールがない
  • 善意のSNS投稿が、思わぬ炎上リスクになっている

これらは特別な失敗ではなく、多くの企業が「ルールを持たず、気づかないまま」やりがちなことです。

  • どんなルール設定が必要なのか
  • 現場でどう使うべきか/使ってはいけないか
  • それを破ると、企業にどんな損失があるのか

この「線引き」が社内共有されていないと、気づかないうちに、信頼・ブランドにリスクを抱えることになります。

タヨリヤデザインの役割は、「ルールを押しつけること」ではなく、実務レベルで理解できる状態を目指すことです。 経営と現場の真ん中に立ち、実際に「誰も理解していない」という状態から抜け出します。

こういう組織構造・人員構成の方に

次のような課題感を持つ企業・組織に向いています。

  • Web/SNS/社内クラウドの扱いに不安がある
  • スタッフのWeb/情報発信リテラシーを底上げしたい
  • AIツールを導入したい、もしくは導入済みだがルールがない

こういった企業のなかで、たとえば次のような状況が見られる場合です。

  • 広報担当で、情報発信や資料共有に関わる人が多い
  • Webに関する知識がまったくないスタッフが多い
  • 生成AIの回答をそのまま信じて使ってしまう人が多い
  • 文章や画像の著作権・使用許諾などを気にしない人が多い

こうした状態の中でも、最低限でも判断できる知識や情報を持っていることで、事業活動のリスクを低減するのに一役買います。

Web・AIリテラシー教育の具体的アプローチ

当社のリテラシー支援は、次の7つのカテゴリを組み合わせて構成します。 組織の状況に応じて、重点領域をカスタマイズします。

Webの基礎リテラシー(非技術・全社員向け)

  • Webサイトとは何か/紙との違い
  • ページ構造の基本(トップ/下層/フォームなどの役割)
  • 1ページ1テーマの考え方
  • 見出し・段落・箇条書きの役割(読みやすさの作り方)
  • PC表示とスマホ表示の違い(レスポンシブの前提)
  • 「情報の鮮度」と信頼性(古い情報がもたらすリスク)
  • 検索エンジンのざっくりした仕組み(どう見つけられているか)
  • 内部リンク・外部リンクのイメージ(関連情報への橋渡し)

情報発信リテラシー(文章・SNS・ブランド)

  • 誰に向けて発信しているか(ターゲット設定)
  • 「言いたいこと」ではなく「相手が知りたいこと」から書く
  • 文体・トーンの統一(です/ます、語尾、敬語など)
  • 表記ゆれの管理(社名・サービス名・専門用語)
  • 会社の一次情報(会社概要/代表メッセージ/採用情報)の扱い
  • WebサイトとSNSの役割分担(どこに何を書くか)
  • 写真・画像の扱い(被写体の許可/社内の写り込み/NG画像の例)
  • 炎上パターンの共有(避けるべきテーマ・言い回しの例)

運用リテラシー

  • 「更新してよい場所」と「触ってはいけない場所」の線引き
  • お知らせ・ブログ・FAQの運用ルール(更新頻度・書き方の型)
  • 画像ファイルの扱い(サイズ・容量・ファイル名・フォルダ整理・拡張子)
  • 問い合わせフォーム・申込フォームのチェック(テスト送信・迷惑メール確認)
  • コンテンツ更新のフロー(下書き→確認→公開→記録)
  • データ保管場所のルール(ローカル/クラウド/共有フォルダの使い分け)
  • 「誰がいつ何を更新したか」を残す簡易ログの考え方
  • 外部サービス(予約システム/地図/ECなど)との連携の基本イメージ

セキュリティ/ガバナンスの基礎

  • パスワード管理の基本(使い回し禁止/共有方法/二段階認証)
  • アカウントと権限(管理者・編集者・閲覧者の違い)
  • 退職・異動時のアカウント整理(メール/SNS/CMS/クラウド)
  • 個人情報の扱い(問い合わせデータ・顧客名簿・アンケートなど)
  • 社外に出してはいけない情報の例(見積り・契約書・内部資料など)
  • 社内からの情報漏洩パターン(スクリーンショット・誤送信・誤投稿)
  • Web/SNS利用ポリシー(社内ルール)の作り方の基本
  • 著作権・肖像権の簡易な考え方(画像・文章・動画の利用範囲)

AI活用・次世代検索リテラシー

  • 生成AIとは何か(ChatGPT/Geminiなどのイメージ)
  • AIに入力してはいけない情報(機密情報・個人情報・契約情報など)
  • AIに任せてよいこと/任せてはいけないこと(草案/最終決定の線引き)
  • AIの回答は“それっぽいが間違う”という前提(ファクトチェックの必要性)
  • SEO検索とAI検索の違い(リンクを探す/答えを返す)
  • AIが企業情報を誤認する要因(古い情報・表記ゆれ・断片情報)
  • 自社名でAIに聞いてみる「セルフ診断」のやり方(社名・サービス名・代表者など)
  • AI時代に必要な公式情報整備(会社概要・サービスページ・FAQの重要性)

インフラ・基盤リテラシー

  • ドメインとは何か(住所のイメージ)
  • サーバとは何か(“家”あるいは“土地”としてのイメージ)
  • ドメインとサーバを別会社にする/まとめる、それぞれのメリット・デメリット
  • 会社として「どこまで自社名義で持つべきか」(制作会社名義にしない理由)
  • メールアドレスとドメインの関係(フリーメールと独自ドメインメールの違い)
  • 共用サーバ・専用サーバ・クラウド(ざっくりした違いだけ)
  • 将来の拡張を見越した「選定の考え方」
  • 『安さ』だけで選んだサーバが招きがちなトラブル事例

外部パートナーとの付き合い方

  • 制作会社にお願いする前に、社内で決めておくべきこと
  • 見積書・提案書の基本的な読み方
  • 初期費用とランニング費用
  • ページ数と機能数
  • 「曖昧な言葉」が多い見積りの危険性
  • 発注の仕方
  • お任せにしてよい範囲/してはいけない範囲
  • テンプレート/オリジナル/ノーコードのざっくりした違い
  • 自社で持つべき契約・権限(ドメイン/サーバ/主要アカウントの管理名義)
  • 納品後に確認すべきポイント(ログイン情報・バックアップ・運用説明など)

これらのカテゴリを組み合わせて、組織の「今」と「これから」に合ったプログラムを設計します。

Web・AIリテラシー支援が目指す組織の状態

Web・AIリテラシー支援は、売上のように短期で数字に出るものではありません。 しかし、中長期で見ると、組織の足腰を支える「目に見えにくい資産」が確実に積み上がります。

トラブル・炎上リスクの低減

  • 何気ない投稿や“うっかり”による事故が減り、対応コストが下がる
  • 「守るべき情報」の線引きが明確になる

社内の安心感と判断しやすさ

  • 「これ、やって良いのかな?」と毎回悩む時間が減る
  • マネージャーや経営層も、安心して現場に任せられる

ブランド・採用に関する情報の一貫性

  • 一貫した情報発信が続き、外から見たときの信頼感が高まる
  • 「ちゃんとしている会社だ」という印象が、採用や取引にも良い影響を与える

AI活用の地ならし

  • ルールがあるからこそ、AIツールを安心して活用できる
  • AIを流行りではなく、業務の中で扱い続けられる仕組みとして位置づけられる

タヨリヤデザインは、「やってよかった」と感じられるよう一緒に歩むことを大事にしています。

※上記は、支援を通じて目指す状態であり、成果や結果を保証するものではありません。

実施イメージ例と料金目安

基礎プログラム

カテゴリの中から必要だと思える基礎的なオンライン講義プランです。

  • Web・情報発信の基本
  • 情報管理・セキュリティの基礎
  • 生成AIの“安全な使いどころ”
  • 自社ルールと「守ってほしいライン」の確認
  • 重点分野に絞ったオンライン講義+質疑

時間目安:テーマ別で90〜120分 対象となる方:経営層・スタッフ 参加人数目安:〜5名程度 料金目安:1回30〜50万円程度(プログラム内容により変動します)

集中プログラム

事業形態・企業Web状態で実務に合わせたプランです。段階的に自社ケースも交えながら学びます。

  • Web基礎/情報発信/AI活用/ガバナンスを段階的に実施
  • 情報整理・書き方ワーク
  • 自社ルールを題材にしたケーススタディ
  • いま自社で起こり得るリスクの棚卸し
  • あらためて“守るべきもの”を定義するディスカッション
  • 自社向けチェックリスト
  • ポリシー・フロー・責任分担のたたき台づくり

期間目安:4ヶ月程度 時間目安:1回:90〜120分 対象となる方:Web担当・営業・広報・採用担当など 参加人数目安:〜3名程度 料金目安:全4回・90〜180万円程度(プログラム内容により変動します)

※実施イメージ例と料金目安は一例です。ご相談内容でプランニングいたします。規模・拠点数・対象人数・既存ルールの有無により変動します。初回ヒアリング後に最適なプランをご提案します。

よくある質問

AIツールを導入していなくても受講できますか?

はい。むしろ導入前の段階こそ、基礎理解とルールづくりを整える最適なタイミングです。

経営層向けと現場向けで内容を分けることはできますか?

可能です。経営層には「ガバナンス・判断の観点」、現場には「日常業務での具体的な線引き」という形で、レイヤーを分けて設計します。

自社の業界に合わせた内容にできますか?

はい。事前ヒアリングを行い、可能な範囲で業界特有のリスクや事例をお聞きし、取り入れます。

地方の企業でもお願いできますか?

すべてオンラインで実施可能ですので、場所は問いません。対面での実施をご希望の場合は、別途出張費等をご相談させていただきます。

ご相談の進め方

現在のWeb・SNS・AI利用の状況、不安に感じているポイント、対象としたい部署や人数などを、簡単なメモで構いませんのでお知らせください。 お問い合わせの際には、現状のご利用状況や、気になっているポイントを数行添えていただけるとスムーズです。

  1. お問い合わせ・無料相談

    メールフォームから、今の状況・課題・ご希望の支援ライン(未定でもかまいません)をお送りください。

  2. オンラインヒアリング(30〜60分)

    現状のWeb・体制・事業状況を伺いながら、「何から整えるべきか」「どのサービスが適切か」を一緒に整理します。

  3. ラフプラン・概算お見積り

    ヒアリング内容を踏まえ、必要な支援の範囲・期間・費用の目安をお伝えします。 この段階でじっくりご検討ください。 ※各支援ページの価格は目安です。支援内容・関与範囲・期間を整理したうえで、正式なお見積り(消費税込)をご提示します。

  4. ご契約

    方針にご納得いただけましたら、正式にご契約。 詳細な構造設計・スケジュール・進行体制を確定します。

  5. 実行フェーズ

    各支援ラインに応じて、再構築/初期構築/監修/教育を実行。 定例ミーティングで進捗と現状を確認し、必要に応じて内容を調整します。

  6. 完了後のフォロー(任意)

    再診断・単発相談・追加研修など、 「一度きりで終わらない」関係を前提にしたフォローもご用意しています。

WebとAIを“安全に活かす”ための土台づくりから

「何が正解か分からない」「何となく不安だけがある」という段階からのご相談で問題ありません。 社内の「考える力」を整える第一歩として、ぜひご相談ください。

お問い合わせ