DIRECTION ディレクション支援 (Web制作監修)
ディレクション支援とは?
ディレクション支援は、「Web制作の全工程を成立させるための外部支援」です。
当社の役割は、制作現場における判断と設計を外部から補完することにあります。
小規模の制作会社・フリーランスで、次のような状況に心当たりはありませんか。
- クライアントの要件定義・判断基準が曖昧なまま進行してしまう
- デザインもコードも分かるが、「まとめ役」と「最終責任者」がいない
- 外注先が増え、案件ごとに品質や構造がバラバラになっている
- 営業は取れるのに、制作側の設計・進行が追いつかない
といった状況に対して、
- 広い実務領域と深い専門領域の技術サポート
- クライアントのビジネスモデルとWeb要件を整理
- 制作フロー・体制・品質基準を設定
- AI最適化も含めた、目的に沿ったWeb設計を共有
タヨリヤデザイン株式会社は、技術を理解する外部Webディレクターとして並走し、現実的な進行と判断軸を提供します。
多くのWebプロジェクトは、設計不在のまま進行しています
いま多くの現場で目立っているのは、次のような状況です。
- Webデザイン優先で進み、構造や情報設計は“あとから従わせるだけ”
- 要件定義が形式的なヒアリングだけで終わり、Webの規模・役割がビジネスに合っていない
- 非技術職のディレクションにより、前提が整理されず、トンマナやアウトプットがバラバラ
- タスクとスケジュール管理だけに終始し、「何をもって品質とするか」が共有されていない
これは、専門領域が分かれているからこそ、「全体をつなぐ設計役」が抜け落ちる原因になります。
Web制作は、次のような専門領域の分業で成り立っています。
- デザイン
- コーディング
- ライティング
- 撮影・編集
- SEO・広告・マーケティング
- CMS・サーバ運用
その結果、現場では次のようなことが起こりがちです。
- 納品までは辿りつくが、問い合わせやCVが増えず、クライアントから「これ、本当に意味があるのか?」という声だけが増えていく
- SEOやAI検索にほとんどかからず、「SEOが効いていない」「AIで正確に回答として出てこない」と不信感を持たれる
- 「お知らせ」「ブログ」「コラム」などを実装したものの、更新フローがなく、使われないページとして放置される
- テンプレートとプラグインを盛り込んだだけのWordPressサイトが納品され、クライアントは使いづらさの理由も分からないまま手を出せない
クライアントから見れば、“よく分からないサイト”を渡され、その後どう活かせばいいのかも説明してくれない不親切な制作会社という印象になりかねません。
いま求められているのは、タスクとスケジュールだけの進行役ではなく、Webプロジェクト全体の構造と判断軸を支える設計役です。
- 目的を整理する
- 情報を構造化する
- 体制とフローを確立する
何を削り、何を残すか。どの機能をつくり、どこはテンプレートで十分か。クライアントが本当に使える構造は何か。
判断ができる“技術に裏打ちされたディレクション”が必要なのです。
タヨリヤデザインは、CMS構造・SEO・AI最適化・解析ツールの意味を“手触りで分かっている”からこそ、“設計型ディレクター”として、全体設計から運用・解析フェーズまでを視野に入れた伴走支援を行います。
設計型Webディレクターが果たす4つの役割
設計型Webディレクターは、単なる調整役ではなく「目的に向けて、Web制作者の全工程を理解している」専門職です。主に次の4つの役割を担います。
設計者(Architect)
- プロジェクトの目的・KPI/KGI
- 顧客導線・ページ構成・コンテンツの意味
- 情報構造(IA)・SEO要件・CMS構造・運用導線
これらを「目的に沿って組み上げる」存在です。作れる/作れないではなく、“設計できるかどうか”を考えます。
翻訳者(Translator)
- クライアントの抽象的な要望
- デザイナーの美意識
- コーダー(一部エンジニア)の技術要件
- クライアントの経営戦略・マーケティング数字
これらの「別々の言語」を噛み砕き、同じ方向にそろえることを考えます。
構築者(Structure Steward)
- スケジュール・仕様・タスク分解
- 工数調整・リスク管理・対応フロー
- 納品物の粒度と品質の基準
全員が迷子にならないように、プロジェクトの“骨格”を守る存在として機能します。
検品者(Quality Owner)
- デザイン・コード・レスポンシブの品質
- UI/UX・アクセシビリティ・表記ゆれ
- CMSの更新性・SEOの最低ライン
- クライアントへの説明責任(必要な使い方説明など)
成果物の品質を確認する立場として、制作チームとクライアントの両方を支えます。
こうした役割を担う人材が不在のまま進むプロジェクトは、「設計不在」の状態にあり、現場が不安定にならざるを得ません。
当社は外部から補完し、制作を代行する立場ではなく、制作側と情報を共有しながら、設計と判断を補完します。
こういう制作体制・環境の方に向いています
- 営業は取れるが、案件が回らず「現場の不満を抑えながら」制作している
- 案件ごとに品質・構造のバラつきが大きい
- 外注先との連携がうまくいかず、誰が最終責任者か分からない
- AI対応・CMS設計・SEO構造の判断軸がなく、毎回手探り
- 役割分担はされているが、「全体を見ている人」が存在しない
- ディレクターが技術を理解しておらず、現場とのズレが大きい
- デザインデータが実装を想定しておらず、エンジニアが手戻りに追われる
少人数の制作チームだからこそ、「誰もディレクション専任になれない」状況はよくあります。
こうした環境では、「全員が同じゴールに向かっている感覚」が失われやすく、プロジェクトのたびに疲弊と不満が蓄積していきます。
ディレクション支援は、「制作体制の棚卸し」「工程と品質トラブルの抑制」「全体設計から進行管理までの横断的サポート」をお手伝いします。
具体的アプローチ
ディレクション支援は、おおまかに次の4つの視点で進めます。
プロジェクト単位の外部ディレクター
- 要件定義フェーズでの壁打ち・同席
- サイト構成案・提案書・見積もり内容のレビュー
- 制作フローの分解と役割の整理
- クライアントとの打ち合わせに同席し、「翻訳役」としてサポート
制作フロー・体制の整備
- 「毎回バタつく」原因の棚卸し
- ワイヤー→デザイン→実装→検収までの標準フローづくり
- チェックリストや定義書など、品質基準の明文化
- トラブル時の対応・判断軸の考え方
技術・構造への翻訳サポート
- WordPressテーマ構成やPHPまわりの相談
- 静的/動的サイトの使い分けの判断支援
- Schema/AI対応(SEO/LLMO/AIO/GEO)をどう組み込むかの設計相談
- 既存コードの読み解きとリファクタリングの方向づけ
ビジネス・単価・ポジションの相談
- 「何を強みに出すか」の技術棚卸し
- 提案書・見積書のレビュー(安売り・工数過多の是正)
- 下請けから「設計側」に回るためのサービス設計支援
- 継続案件/保守契約の組み方の相談
ディレクション支援が目指す制作現場の状態
- トラブルが起きにくい進行になる
- 納期のブレが生じにくい体制になる
- 品質の基準が共有され、ばらつきが抑えられる
- クライアントとのコミュニケーションが整理される
構造が共有されることで、数字だけでなく「現場の空気」にも変化が表れます。
その結果、クライアントとの認識ズレが減り、信頼関係を前提としたコミュニケーションが築きやすくなります。
目指すのは、制作チーム全員が「同じ構造」を理解して動ける現場です。
「全部を一人で背負い込む」のではなく、外部ディレクターをうまく使うことで、現場の負担を減らしつつ、品質を取り戻すためのアプローチだと考えています。
※上記は、支援を通じて目指す状態であり、成果や結果を保証するものではありません。
実務を知るディレクターが担当します
当社のディレクションは、「実務×構造×経営視点×AI」を併せ持つ設計です。
実務エンジン(職人レイヤー)
- HTML/CSS/JavaScriptによるフロント実装
- WordPressカスタムテーマ・静的サイト構築・EC構築
- 商品撮影・LP制作・バナー/DTP・SNS活用支援/EC運用サポート
- SSL・CMS不具合・表示崩れなどのトラブルシュート
構造設計(情報構築レイヤー)
- 情報設計(IA)・サイトマップ/導線設計・ページ体系
- schema.org・sameAs/外部リンク構造
- SEO/LLMO/AIO/GEOを踏まえた構造設計
- Web再構築プロセス(診断→整備→運用)の設計
統合ディレクション領域(コンサルティングレイヤー)
- AI時代のWeb戦略・企業ビジョンの言語化
- Web・AIリテラシー教育・再構築支援の進行管理
- 組織×Webの橋渡し(BtoB向けの案件を含む)
タヨリヤデザインでは、制作の全工程を経験した“実務を知るディレクター”が、現場を理解して支援します。
提供内容例と料金目安
提供内容例
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設計レビュー・品質監修
案件ごとの構成案/デザイン/実装のレビュー、AI対応を含む構造チェック、見直しや調整に関する提案。
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プロジェクト全体ディレクション
要件定義〜公開までの進行、打ち合わせでの“翻訳役”。
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体制・フロー整備支援
ワイヤー→デザイン→実装→検収までの標準フロー設計。
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技術・構造への相談窓口
更新フローや運用ルール(誰が・何を・どの頻度で更新するか)を設計し、最低限のWeb/AIリテラシー(やってはいけないこと/やるべきこと)を共有します。
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ビジネス・単価・ポジション設計
「何を強みに出すか」の棚卸し、提案書・見積書のレビュー、継続案件・保守契約の設計支援。
料金目安
スポット診断・設計レビュー
「今の案件だけ見てほしい」「提案内容が不安」という方向けの短期プランです。
- 提案書/サイト構成案/進行中案件のピンポイント診断
- オンラインヒアリング1〜2回
- 課題と見直し・調整の観点を整理したフィードバックシートのご提供
期間目安:1〜2週間 料金目安:10〜30万円程度〜(診断範囲・ページ数により変動)
案件監修
要件定義〜公開までを通して並走し、「崩れにくい進行」と「品質確認」を担うプロジェクト全体ディレクションのプランです。
- 要件定義フェーズへの参加・壁打ち
- サイトマップ・ワイヤー・デザイン・実装の各フェーズレビュー
- 定例オンラインミーティング(月2〜4回の想定)
- 納品前チェック・最終品質監修
期間目安:2〜6ヶ月程度((案件規模に準拠)) 料金目安:制作費の10〜20%程(診断範囲・ページ数により変動) ※最低金額の目安:100~150万円前後(規模・役割によって個別見積もり)
社外Webディレクター伴走
「自社チームに外部ディレクターがいる」状態をつくる、月額顧問型の中長期の伴走プランです。
- 月次オンラインミーティング(進行中案件のレビュー・方針決定)
- Slack/Chat等での随時相談(回数上限は要相談)
- 体制・フロー・サービス設計の継続的なブラッシュアップ
- AI/構造化データ/SEOに関する最新トピックの共有
期間目安:3〜12ヶ月 料金目安:30〜50万円/月(関与範囲・案件数により個別見積もり)
※提供内容例と料金目安は一例です。ご相談内容でプランニングいたします。チーム規模・案件内容・関与の深さに応じて、初回ヒアリング後に最適なプランをご提案します。
よくある質問
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社内ディレクターと並走できますか?
- はい。既存体制を前提に、「判断軸」と「構造設計」を外部から補強する形で関わります。社内ディレクターの“相談相手”として、裏方に徹することも可能です。
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短期案件でも依頼できますか?
- 可能です。スポット診断として、提案段階・構成案・実装前後など、プロジェクトの要所だけに入って品質レビューやリスク洗い出しを行います。
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AI対応サイトの監修もお願いできますか?
- もちろんです。AIO/LLMO/GEOを前提に、サイトマップ・schema.org・FAQ・外部リンク構造まで含めて監修します。
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小規模な制作チームでも依頼して良いのでしょうか?
- むしろ少人数チームとの相性が良いサービスです。「営業1名+制作者1〜2名」「フリーランス同士のユニット」などでも問題ありません。
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守秘義務やNDA(秘密保持契約)には対応してもらえますか?
- はい。制作会社様・クライアント様とのNDA締結にも対応しています。必要に応じて、既存の契約書フォーマットに合わせて締結いたします。
ご相談の進め方
チームの人数構成、案件の規模・内容、今抱えている違和感などを、まずは簡単にお知らせください。 お問い合わせの際には、現在のチーム構成や、気になっている課題を数行添えていただけるとスムーズです。
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お問い合わせ・無料相談
メールフォームから、今の状況・課題・ご希望の支援ライン(未定でもかまいません)をお送りください。
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オンラインヒアリング(30〜60分)
現状のWeb・体制・事業状況を伺いながら、「何から整えるべきか」「どのサービスが適切か」を一緒に整理します。
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ラフプラン・概算お見積り
ヒアリング内容を踏まえ、必要な支援の範囲・期間・費用の目安をお伝えします。 この段階でじっくりご検討ください。 ※各支援ページの価格は目安です。支援内容・関与範囲・期間を整理したうえで、正式なお見積り(消費税込)をご提示します。
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ご契約
方針にご納得いただけましたら、正式にご契約。 詳細な構造設計・スケジュール・進行体制を確定します。
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実行フェーズ
各支援ラインに応じて、再構築/初期構築/監修/教育を実行。 定例ミーティングで進捗と現状を確認し、必要に応じて内容を調整します。
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完了後のフォロー(任意)
再診断・単発相談・追加研修など、 「一度きりで終わらない」関係を前提にしたフォローもご用意しています。
現場の土台づくりから、一緒に整えていきましょう
「現場を整えたい」という感覚が芽生えたタイミングが当社の出番です。 1案件だけの相談から、チーム全体の体制見直しまで、段階に応じた関わり方をご提案します。
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